武蔵野大学は、仏教精神を根幹とした人格育成を目指した仏教学者、高楠順次郎により、1924年「武蔵野女学院」として創立されました。短期大学から1965年に女子大学となり、2003年武蔵野大学に名称が変わり、現在8学部11学科の総合大学となっています。薬学部は、2004年男女共学になった時に、薬学部薬学科が設置されました。1年次からの早期体験学習を始めとし、教養、基礎薬学、医療薬学と系統的な教育を行います。医療人として、また高い倫理観を持ち、高度な専門知識と実践力を兼ね備えた薬剤師の育成を目指しています。
また、教授と学生の距離が近く、「笑顔」で学べる環境であることも武蔵野大学薬学部の大きな特徴です。
(写真は大学webサイトよりお借りしています。)
昭和薬科大学は、独立と融和を建学精神として1930年に設置された昭和女子専門学校が前身です。1949年に昭和女子薬科大学となり、翌年には男女共学として昭和薬科大学となりました。
1990年に町田市にキャンパスを移転し、2006年には6年制教育を開始しました。医療に強い薬剤師を養成することを目指し早期体験学習や事前実習、また語学・情操教育を重視しています。学部内は、創立時の自主、自立をはぐくむ、家庭的な環境が今も変わりなく続いています。
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東京薬科大学は、1880年藤田正方により東京薬舗学校として創立されました。1917年東京薬学校、東京薬学専門学校、1929年、上野女子薬学校を設立し、1949年に統合して、東京薬科大学となりました。1976年に八王子に移転し、2004年に再編成を行い、2006年からは6年制に移行して、現在では、薬学部と、生命科学部の2学部、5学科、2研究科を持つ大学です。古い歴史を踏まえて、創薬科学と、医療薬学の両輪システムを維持し、発展させています。視野の広い、豊かな心を持つ人材を育成し、薬学、生命科学において、人類の福祉と、世界平和に貢献できるような教育を行っています。
1914年に北里柴三郎が、北里研究所を創立したのが始まりです。
1962年に創立50周年記念事業として北里大学衛生学部が発足し、社団法人を経て、現在では、全国にまたがり、計7学部(生命科学系3学部、医療科学系4学部)15学科、大学院6研究科1学府、2つの医療系専門学校、4つの付属病院と、生命科学系の総合大学となっています。
薬学部は、大学となった翌年の1964年に薬学科、1965年に製薬学科を増設し、2006年6年制の薬学科と4年制の薬科学科としましたが、2010年に薬科学科を生命創薬科と改称して、現在に至っています。
一年次は相模原キャンパスで、敷地内と近隣にある北里大学病院、東病院で、早期実習を行い、2年次からは、白金キャンパスで学びます。4つの附属病院と、多数の研究所での実務実習や、チーム医療の実体験等、多種多様な、北里大学独自の学習を受けることができます。
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昭和大学は1928年に創設されています。戦中・戦後の時代を経て薬学部、看護学校が設置され、医系総合大学の礎が固められていきました。
現在は、「教育」「研究」「診療」の3分野を通して社会の文化と公共の福祉に貢献することを目指し、附属病院、教育・研究施設、研究機関を備えた、保健医療学部、医学部、歯学部、薬学部の4学部からなる私系医療大学です。
薬学部では、薬学の専門領域に精通するとともに、医学部、歯学部、保健医療学部との連携を活かし、医療の担い手としての科学性と倫理性を身につけた薬の専門家を目指して学ぶことができます。
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東京大学薬学部は、1877年の東京大学創立時は医学部製薬学科としてスタートしました。1958年に薬学部として独立し、東京大学の長い歴史の中では薬学部は最も新しい学部です。
研究が盛んで、薬学系研究科においては文部科学省の21世紀COEプログラム、およびグローバルCOEプログラムにいくつかの研究が採択されました。
本郷キャンパスの他に千葉県千葉市に、薬学部付属薬用植物園があります。こちらでは約250種もの植物が栽培されています。研究棟や温室なども完備されており、学生の実習もこちらで行われます。
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1911年(明治44年)星製薬株式会社の創立者である星一が社内に教育部門を設け、全人教育を開始した時をもって学校の創立としています。そして、1941年(昭和16年)、星薬学専門学校を設立して認可され、初代の理事長に星一、初代校長に山口誠太郎が就任しました。その後、1950年(昭和25年)に星薬科大学が誕生しました。2011年(平成23年)創立100周年を迎えました。
慶応義塾大学は中津藩士、福沢諭吉が藩命により、1858年(安政5年)に開校した蘭学塾を起源としています。薬学部は2008年(平成20年)に共立薬科大学との合併により誕生しました。2010年には大学院薬科学専攻修士課程が、2012年には大学院博士課程が開設されました。学部としては薬学科(6 年制)と薬科学科(4年制)があります。総合大学の為、医学部、看護医療学部、理工学部等と連携して、創薬から臨床まで一貫して追求できる環境にあります。薬学部長は増野匡彦氏です。
明治薬科大学は1902年に設立された歴史と伝統のある薬学部・薬学研究科の単科大学で、6年制の薬学科と4年制の生命創薬科学科、大学院からなります。 1998年には自然豊かな清瀬市にキャンパスを移転し、のびやかな教育環境と本格的な実習や臨床実験、最新のマルチメディアに対応した施設を充実させています。
また、生命創薬科学科の教育目標は、生命科学と創薬化学の確かな基礎学力と研究能力を身につけ、問題提起及び解決を図ることのできる人材の育成です。